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にんげんのかなしみ

2006年08月20日 01:42


誰かが、紙飛行機を飛ばしたのだろう
道に白銀色の鳥が
いっぱいに落ちて、いる
直角に尖った角が、かさかさして

そのうちの、ひとつを
戯れにひらくと
零点の答案用紙だった

問十、
この作者は何を言いたかったのでしょう
解答、
『にんげんのかなしみ』
の上には、ばつ印がついて

赤い鉛筆で
『じんせいへのきぼう』
と訂正されていた
のを見て
わたしは頭がくらくらして

あたりは、もう
琥珀色の夕暮れだった

どこからか
こどもが、しくしく哭く声がしたよ
気のせいだったろうか
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コメント

  1. プル式 | URL | -

    とても

    とてもその二つは似ています。

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