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パソコンと自分との相関関係

2008年11月25日 02:02



パソコンを起動すると
かりかりかりと誰かが中から
爪で引っ掻いているような音がする
あわてて画面の前に座るのだけど
そのときにはもう
草原の風景の壁紙が
人が通ったあとのように
わずかに揺れているだけだ
また間に合わなかったと思う
絶対に
パソコンの中には
誰か居るはずなんだ
こんこん とノックをしてみると
少し遅れて
こんこん という音が返ってくる


キーボードを打つと
指が真っ黒に汚れることがよくある
インクが染みだしているのだろうか
というかわたしは未だに
キーボードを打つとどうして
画面に文字が表示されるのか
ちっとも分からないのだけど
椅子から立ち上がって
洗面所で手を洗う時
ひどく疲れていることを感じる
キーボードを打つ時
わたしは無意識に
何かをたくさん消費しているのかもしれない


仕事から帰宅したら
家の中が妙にさみしい感じだった
居間に入るとパソコンがついていた
あのひそやかなふおーんという音を聞くと
何も音がしない時より遥かに強く
静けさというものを実感する
画面の中は真っ暗で
ウィンドウズのロゴが
行き場のないような動きで
うろうろしていて
マウスをダブルクリックすると
その音が何かとても大きく響いた
受信箱にメールがきていたけれど
すべて迷惑メールだった
真っ暗な部屋でなんとなくわたしも
行き場がないみたいにうろうろしてみる

誰かが窓をノックするから
少し遅れてノックを返した
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