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今日と明日と細胞分裂

2006年08月18日 00:12


東から西へ太陽が動いてゆく
その一瞬のあいだに

今日は粉々に拡散し
わたしの頭蓋へ
すっ、と吸い込まれ
やわらかに
おさまってしまう

明日があの森の中から
或いは
遠く離れた井戸の中から
濃霧のように
じょ、と拡がって
それは
きらきらした粒子のように見え
呪いなのか救いなのかは知らない
ただ
じょ、と

わたしは何を泣くんだろう
太陽はまんまるのカステイラみたいだし
夏草の熟れてゆくにおい
木は枯渇に向かい疾走し
煙草だってまだたっぷりある
すべてが揺るぎないのに
何を泣くんだろう

細胞が
ぷち、
爆ぜる音がして
泣きながらわたしは
そこをおさえた

思いの外
指は頼りなくって
細胞分裂が止まらない

おさまった今日が
頭蓋でどきどき
している
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