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 ね じ 

2008年08月05日 13:38


誰もいない町の道端で
ねじを売っている人が居て
ひとつ買った

ねじばかり買っているような気がする
バッグの中はさまざまな形のねじでいっぱいで
だけどその中のどれも
わたしには合わないのだ
ぴったりと合ったねじを挿入すれば
だいぶ楽になるのだけれど

さっき買ったねじを
体の空洞に押し込んでみるが
やはり合わない

日ごとに空洞が増えてきている
直径も大きくなってきている

先ほどの道端に戻ってみたけれど
ねじ売りはもうどこにもいなかった
いつもそうだ
気付くと周囲には誰もいない

頭をかきむしると無数のねじが
ばらばら零れ落ちて無性にさみしい
ガソリンが高いので車には乗れない
背中を丸めて歩き出す

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