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カラオケルーム

2007年08月08日 20:02


夜のカラオケルームにて
知らないうたをうたう君は
だんだんおおきな楽器のように
曲がりくねってつやつやしだす

そうして高音を発しながら
どんどん透明になってゆく

わたしは孤独な奏者のように
冷たい君を膝に抱えて
ただひっそりと息をしていた

震える君の空洞は
宇宙みたいに真っ暗で
覗き込んだら落っこちそうだ

どこか遠くで電話が鳴ってる

わたしは君を分解し
拭いて磨いて慈しんで
バッグの中に納めてしまった

曲はとっくに終わっていて
夜はますます深くなってた
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