スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

陽炎

2006年08月11日 00:00


固まりかけのコンクリートみたいな
ざくざくの空の下を
雨を模した水玉で
ゆっくり歩いていく少女が
台所の隅にすっくと立つ
カルピスみたいに見えた

蝉は一斉に鳴き止み
夕立がくるんだろう
海のにおいがする

あまりの気温
誰かの体内に立ってるみたいで
つめたいのは骨と電柱だけだった

わたしは
ずっと歌を口ずさんでいた
平仮名ばかりのやさしい歌を

蒸発してしまわないように
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。