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母成る身体

2006年08月05日 09:24


ブラジャー
を着けてくるのを忘れたので
腕組みをして
うなりながら
偉い人の振りをしている

胸は柔らかくて
とても柔らかくて
この世の安息すべてを
凝縮したような重さで

レジスター係の店員が
一瞬
わたしの胸元を凝視した

飢えているのだろう

あんなにぎらぎらと濡れた白眼

おっぱい
と呟くと
空中に
ベビー・パウダーの匂いが舞って

信じられないな

不健康でごつごつしたわたしに
そんなに素敵なものがくっついているなんて

かつかつ

ヒールが硬質な音をたてている
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コメント

  1. | URL | M8cMvgvk

    遅れ馳せながら

    ずっとこの詩を画面メモしていました。このコメントは届かないかも知れないですが、私はこの詩、女性しか書けないすばらしい詩だと思いました。なぜだかあったかい気持ちになります。

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