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真夜中の長女(短歌)

2006年11月14日 21:10


ニコチンで
始終頭をぼやかして
例え世界が終わっても
(けして悲しくないように)


パン屑を
こぼすと群がる小鳥にも
家庭はあって
欲望もあって


真夜中に
長男は祈り次女は駆け
長女はじっと
耳を澄ませる


父の手も
声も顔もにおいも全部
永遠に覚えて
おけないものかなあ


黒々と
手帳は埋まってゆくけれど
すべきことなど
本当は無くて


針立てて
ちくちくちくと縫い進め
言葉も思想も
国境も越えて



しあわせは
一瞬のうちに過ぎ去りて
目覚ましが鳴る
途方に暮れる


うねっても
吼えても鳴いても叫んでも
去るものは去るし
残るものは残る
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