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或る午後

2006年10月23日 16:51


自転車は
薄荷の色をしている
通り過ぎるとき
僅かに夢を見た

振動が伝わって

死骸だったかな
あの冷たいものは

軋轢音に似た笑いを
漏らして
車が此方を見ている

冷たいものが体に満ちて
だけど満腹にはなれない
生まれてからずっと

雨が降ってきて
犬が歩いてる
街は午後
何を失う事もなく
ポルノにも似た注意書き
ばかり
乱立して

薄荷の香りを撒き散らして
わたしは全てを
通り過ぎるつもりだったのに

どこかの学校から
硬質なチャイムが
流れ出してわたしを阻んだ
雨か涙が
頬を伝った

何も知らない癖に
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