スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

めざましとけい

2006年10月07日 03:44

目覚まし時計の電池を抜いて
針を止めてはみたものの
時間が止まるわけでは無くて
時間が戻るわけでも無くて
ぴかぴか光る文字盤を見ている
わたしはきっと
何かを後悔してるのかもしれない

送信釦を押すと
一分後には着信する
そういう世の中の仕組みや
自動的に修復されるエラーや
電柱に貼られた性欲等
そういう単純なものに
憧れているのかも知れない

柱時計が十二時を打った
明日は早起きをしなければならないのだった
わたしは
電池を元通り入れて
こくこく動く秒針を見ながら

時間を少しだけ早めに
合わせてはみたものの
早く死ねるわけではなくて
長く生きられるわけでもなくて
解らなきゃいけない年齢だと思った
もう
そろそろ

やっぱり
絶対に


スポンサーサイト


コメント

  1. 蓋し | URL | -

    暗闇

    街灯のあたらない裏路地に、やっとの思いで逃げ込んだのに、彼の足音は全く遠ざからない。
    諦めて眠ると白髪三千丈
    今更何も恐くはないが、歳もとらずに、いつも同じ間隔の足音に不気味な安心感と羨望を抱いてしまいます。

    …けれども事の真実は、彼の足音は徐々に速くなっているのに、私の抱く安心感と羨望が彼の足音に乗り掛かり、彼の歩みを遅くしているのでした。

  2. アオイ | URL | -

    リズムが良い詩だなと思いました。
    韻をふむように、すらすら読ませて頂きました。
    吉田氏の言葉は、綺麗ですね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。