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嘘しか書けない

2006年09月28日 08:16

アンダーラインを引いても
覚えられない事があるように
※で強調しても
見向きもされない事柄があるように
教科書と言う名の紙の束が
誰からも疎ましがられるように
大事なことはいつも
掌からこぼれてゆき
床に小さな砂山を作る

砂山は隙間風で吹き飛ばされて
後には何も残らない
水拭きされた木の床には
ダイイングメッセージすら残されていなくて
バケツの中で発光するのは
汚れた水だから
どうしようも無いから

何年も長い間
ずっと生きてきたけれど
覚えている事はほんの少しだ
掃除の仕方とか
日記の書き方とか
空虚な場所は年とともに増加していく
人口減少とは反比例して
空虚な場所は寂しがる
口笛のように誰かを呼んでいる

履歴書の反故ばかりが溜まってゆく
嘘しか書けない

当たり前だ
わたしは嘘しか書けない


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